和婚にはどんな髪型があるの?基本3つをおさらい編
最近、また人気が高まってきている和婚式。
でも、なんとなくのイメージはあるけれど詳しく知らないことも多いですよね。
今回は和婚の髪型についてお話ししていきます。
和婚での髪型には代表的なものが3つ挙げられるので
まずはこれらをおさらいしておきましょう。
その1:文金高島田(ぶんきんたかしまだ)
和装の代表的なヘアスタイルで未婚女性の象徴とされています。
昔は自毛を鬢付け油(びんづけあぶら)で固めて結うのが
一般的でしたが、最近ではお色直しの関係もあってかつらを使用することが多くなりました。
その2:綿帽子(わたぼうし)
文金高島田を結った髪の上に白い布被りを被るのが綿帽子。
「式が終わるまで新郎以外の人に顔を見られないように」
という意味が込められており、女性の初々しさや奥ゆかしさを象徴していると言われています。
上から下まで白く染まる姿は、清らかで凛々しい美しさを感じさせます。
その3:角隠し(つのかくし)
文金高島田の上に貨物帯状の布が角隠し。
文字通り「角を隠して夫や嫁ぎ先に尽します」という意味を表します。
白無垢・色打掛・引振袖など、どの花嫁衣装のも合わせられる髪型です。
現代風アレンジも人気♡番外編
昔ながらの定番和髪スタイルのほかにも今風にアレンジされた髪型も人気です。
2つほどご紹介します。
その1:洋髪+綿帽子
近年人気なのが洋髪に綿帽子を乗せたスタイル。
日本髪やカツラは苦手という方にもおすすめです。
綿帽子からちらりと覗く洋髪は
和髪とはまた違った可愛らしさを見せてくれます。
その2:新日本髪
伝統ある日本髪を今風にアレンジしたのが新日本髪。
本格的な日本髪ほど長時間は保てませんが
自毛で簡単に結うことができるのでとても人気のあるヘアスタイルです。
どんどん広がる和婚の髪型アレンジ
昔は「この衣装にはこの日本髪」というふうにそれぞれ形ややり方が決まっていましたが
今は特に決まりはありません。
着物のデザインも昔とは変わってきたように
髪も新しいスタイルが次々と合わされるようになってきました。
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