金彩の色打掛って?大人に魅せる金の着物をご紹介!
着物には古くからの伝統や、歴史が刻まれています。
生地や柄が様々な技法によって作られ、受け継がれてきました。
今回はそんな着物の技法の中から、金彩加工の色打掛を紹介していきます。
金彩とは
金彩について
金彩は、金色をいれる部分の壁を切り抜き、模様に合わせて金色を塗り金箔を置きます。
金加工とも呼ばれ、染め上がった生地に金や銀の箔、金粉等を接着加工する技術で、友禅染をより華やかにする着物の染め方の一つです。
金彩の歴史
日本で衣服に金が使われだしたのは平安時代中期以降と言われています。
金彩の技法は安土桃山から江戸初期にかけて確立したわけですから
手描友禅よりもはるかに古くからあったことがわかりますね。
今回はそんな金彩の入った色打掛を4着紹介します!
豪華な金彩の色打掛4選
①金彩紅白梅文
金通しの赤白ぼかしの生地に、一本の木に紅白の花が咲く琳派の世界を「金彩友禅」で表現しました。
幸せと、情緒豊かな人生を願う思いが、一針一針刺繍によって込められている打掛です。
②新金彩友禅に刺繍
繊細な線を用いて表現するエッチングの風合いを金彩で表現し、横振刺繍で花束を表しました。
ノスタルジックな色調の箔、宝石のような刺繍が、チョコレート色の地色と引き立て合うエレガントな一着です。
③枝垂れ桜に牡丹金彩
幸福という花言葉の「牡丹」、始まりという花言葉の「桜」が美しく咲き誇り慶びの日を彩ります。
満開の晴れの日の花嫁を見守り優しいピンクの地色が女性らしさをひきたてる色打掛です。
④漆 道長天翔鶴
最高級の生地を深い色に染め、本漆や様々な色合いの箔をふんだんに用いて作り上げた色打掛。
色とりどりの花に用いられている漆の語源は「麗し」ともいわれ、日本女性を美しく彩ります。
いかがでしたか?
TAGAYA独自の色柄や風合のある4着を紹介しました。
是非店頭で金彩の豪華な風合に触れてみてはいかがでしょうか。