白無垢をおしゃれにコーディネートするポイント✿
綿帽子から小物まで白で統一した日本の伝統的な婚礼衣装、白無垢。
もともとは白で統一された衣装=白無垢でしたが、最近では小物などワンポイントに色を置いたり、
とってもおしゃれに白無垢を着こなす花嫁様がたくさんいらっしゃいます。
白一色の伝統的な白無垢の凛とした美しさも素敵ですが、
少し可愛らしさを足したおしゃれなコーディネートも素敵ですね!
今回は白無垢に込められた意味を振り返りながら、白無垢をおしゃれにコーディネートするポイントをご紹介致します。
1.白無垢に込められた意味とは?
何にも染まっていない白色は、世界各国でとても神聖な色とされています。
そんな白色に結婚式で身を包むのは、
生まれた家の娘として一度死に、新たに嫁ぎ先の家で生まれ変わるという意味合いが込められています。
もちろん白一色の白無垢がもともとの伝統なので、
色を混ぜるべきではないという考え方もありますが、ワンポイントで取り入れることでさりげなく個性がでてきます。
「嫁ぎ先に染まる」「新しく生まれ変って生きていく」のではなく、
相手の家に染まりながらも自分らしさを忘れないのが、現代に合った白無垢の形なのかもしれませんね。
今まで続いてきた花嫁様たちの覚悟の気持ちを忘れず、
白無垢をまとう際はその意味を思い出して身を引き締めましょう。
2.白無垢をおしゃれにコーディネートする
2-1.小物や掛下をワンポイントに
白無垢に合わせる小物や掛下には、”色小物”や”色掛下”と呼ばれるデザインのものがあります。
小物にはそれぞれ意味があるので減らしたコーディネートはしないですが、
表に見えてくる部分は小さめなので、ここに色を加えることでちょうどよくワンポイントにできます。
小物の色を統一して取り入れることで、まとまりのあるオシャレなコーディネートが可能です。
結婚式では一般的なおめでたい赤色は別として、
原色よりもパステルカラーなど柔らかい色が白無垢の雰囲気を壊さないので人気があります。
ワンポイントとはいえ元が純白なので、取り入れるカラーでガラリと印象が変わってきます。
■ピンクやパステルオレンジ
柔らかで優しい印象に。顔まわりに近い掛下にあしらえば、顔色が明るく肌をきれいに見せることができます。
■赤
日本では伝統的におめでたい場では赤と白が使われてきたので、年配の方でも受け入れやすいカラーです。
神社での撮影にも相性がよくオススメです。
■ライトグリーン&ブルー
主張しすぎず、ナチュラルで軽やかな印象になります。自然の多い会場や撮影地で相性がよくオススメです。
カラードレスと同じように、同じ色の中でも似合う色似合わない色があります。
パーソナルカラーがわからなくても、小物なら簡単に差し替えられるので試着の際に相談してみましょう!
2-2.洋髪でおしゃれにアレンジ
伝統的な白無垢といえば、日本髪という所謂「かつら」のイメージがありますが近頃は洋髪のヘアスタイルも人気があります。
日本髪とは違い、格式高すぎないナチュラルな印象です。
またかんざし以外の髪飾りも合わせやすく、アレンジの幅が広がります。
特に生花など自然由来のものは華やかなものをあしらってもバランスが取りやすいのでオススメです!
高さが出ないので”綿帽子”をかぶる時には日本髪が良しとされていますが、
洋髪向けの綿帽子もご用意がございますのでご安心ください♪
3.まとめ
白無垢は憧れるけどかつらは似合わないだろうな、
格調高すぎる雰囲気が苦手と白無垢を選択肢から外してしまっていた方は
これを期にもう一度白無垢について調べてみてください。
つい同一視してしまうかもしれませんが、着物自体にも様々なあしらいがあって、
きっと気にいるものが見つかりますよ。
伝統を大切にしながら、自分らしい花嫁姿を模索してみてください!
Keywordキーワードで記事を絞って検索!
白無垢