神前式ってなに?当日の準備や流れを知っておこう!
最近は神社で結婚式を挙げる方も多くいますが、実際に参列したことがあるという人は少ないのではないでしょうか?
そこで今回は神前式が気になっている方の為に、神前式当日の流れをご紹介します。
結婚式のスタイルが決まっていない方もぜひご参考にしてみてくださいね♫
▼神前式についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ♫
目次
1.神前式とは?
神前式とは神社に祀られている神様の前で結婚を誓うという日本の伝統的な挙式スタイルです!
神社挙式は古く室町時代まで遡り当時は3日程かけて結婚式が行われていたんです。
新郎新婦の後ろに両家の両親が座り、2人を見守るという緊張感のある雰囲気の中式をあげる事ができます。
2.神前式前の準備
◻︎親族集合
通常挙式の30分前から親族の受付を開始します。
神前式は親族のみの所もありますが、友人を呼ぶ場合も挙式の30分前までに会場についてもらえれば大丈夫!
◻︎親族紹介
親族が揃い新郎新婦のお支度も終わったら控え室に移動します。
そこで両家の親族紹介を行います。
◻︎挙式の説明
新郎新婦様は挙式の30分前に会場スタッフや巫女に挙式での儀式の流れや所作のリハーサルと説明を受けます!
ほとんどの会場で事前に説明なども受けられるので安心して式に臨む事ができますよ♫
3.神前式当日の流れ
神前式がどういう流れで行われるのか知っておきたい方もいるかと思います。
ここでは神前式当日の流れをご紹介します!
参進の儀
新郎新婦を中心とした行列を組み社殿に向かう儀式の事。
一歩一歩進む事に心身を清め、神前に臨むのにふさわしい心持ちになる事が大切です。
修祓(しゅばつ)の儀
日本の神様がもっとも大切にされている事の一つが「清浄であること」です。
結婚の儀式を行う前に神職によって祓い清めの修祓を行い改めて神様をお迎えします。
斎主一拝
神様の前で結婚式が始まり、儀式を司る神職「斎主」を筆頭に参列者も含め全員で神様に挨拶をします。
一同起立し斎主に合わせ拝礼し心の中でしっかりと神様へ気持ちを込めます。
祝詞奏上(のりとそうじょう)
斎主が「祝詞(のりと)」つまりは、お祝いの言葉を神に向かって読み上げる儀式の事
三献の儀(さんこんのぎ)
新郎新婦が小型・中型・大型の順番で杯を交わします。
お神酒を飲み交わしたら夫婦の契りが結ばれます!
杯を交わす順番は次のとおりになっています。
「小杯」 新郎→新婦→新郎の順。
「中杯」 新婦→新郎→新婦の順。
「大杯」 新郎→新婦→新郎の順。
三種類の杯でそれぞれ三回ずつ合計”九回”飲み、これを「三三九度」といいます。
誓詞奏上(せいしそうじょう)
新郎新婦が神前に進み一礼したら、新郎が誓いの言葉を神へ向かって読み上げます。
新婦は自分の名前だけを添えるのが一般的です。
その後に指輪交換をします。
玉串奉奠(たまぐしほうてん)
玉串を神前にお供えし、神と二人の繋がりを固める為の儀式です。
玉串をお供えする時にもルールがあるので事前に確認しておくといいですね!
親族盃の儀(しんぞくはいのぎ)
参列者全員か代表者が盃でお酒を飲みそれにより「親族同士の繋がり」を固めます。
ここでは新郎新婦の親族が杯のお神酒を3口で飲み干します。
斎主挨拶
斎主と一同が神前に拝礼し、新郎新婦と両家の祝辞を斎主が述べられます。
退場
退場をする時の順番になります。
斎主→新郎新婦→仲人→親族の順に退場で結びとなります!
4.まとめ
いかがでしたでしょうか?
見ていると難しそうに思う方もいるかと思いますが、そういった点も大丈夫です!
神前式では当時にの新婦のお世話係である「介添人」の方が、しっかりサポートしてくれるので安心ですよ♫
※神社によりご案内方法が異なります。
結婚式についてのご相談も気軽にお問い合わせください♫