国際結婚!結婚式はみんなどうしてる?
国際結婚が珍しくなくなった現在。
自分も海外の方と結婚することになるかもしれませんよね!
そこで考えることのひとつが結婚式。
どちらの国で式を挙げるのか、様式はどのようにしたらいいのか?
課題を挙げればきりがありません。
そこで今回は国際結婚をした先輩達の意見を参考に、悩める方達へのアドバイスをお伝えしたいと思います!
後半では、日本での結婚式を選んだ場合に、挙式をスムーズに進行させるポイントも☆
目次
結婚式は日本と相手の国どちらで行ったら良い?
国際結婚カップルに立ちはだかるの最初の問題は、結婚式を行う場所。
どちらの国で行うのか、ということです。
新郎新婦のどちらかの国で執り行うのか、両方の国で行うのか。
あるいは海外ウエディングとして第三国を選ぶのか、選択肢が多くて悩ましいところです。
まずは先輩カップル達の体験談の中で最も多かった、3つのパターンからご紹介していきましょう。
パターン①:ふたりの国で結婚式を挙げる
相手の国と自分の国の2か所で、2回結婚式を挙げるパターンです。
2回分の準備と費用がかかるので一見大変そうに思われがちですが、実は意外とメリットが大きいんです。
まず、双方の両親や家族、友人達に晴れ姿を見せることができるということ。
とくに親御さんにとっては、子供の晴れ姿はやっぱり直に見たいものですよね。
それに双方の国で式を挙げることで、お互いの両親や関係者にとっても公平感があり、後々不満の声が出にくいのだとか。
また、より多くの人に参加してもらえるのも2か国挙式のメリットです。
次に、ゲストの旅費や日程調整の負担が少なくてすむこと。
どちらかの国で行う場合は、海外からのゲストのスケジュール調整や宿泊手配、初めての訪問地であればそれなりのケアが必要になるなど、配慮すべき事柄が多くなります。
それを最小限の負担で済ませられるのは、2か国挙式の大きなメリット。
海外からのゲストの交通費や宿泊費などを負担する必要が減るので、場合によっては1か国での挙式よりも安く済むケースも。
パターン②:どちらかの国のみで結婚式を挙げる
双方が日本に住んでいる場合は、日本で式を挙げるパターンが最も多いようです。
理由としては、「これからも日本で暮らすから」「知り合いが一番多いから」などさまざま。
ゲストの集まりやすさを考慮したり、生活の拠点となる場所を挙式場所として選択するパターンですね。
ただし、どちらの国で行うにせよ、それぞれの両親や家族に不満が残らないよう、しっかり話し合いをして納得してもらうようにしましょう。
パターン③:ほかの国で結婚式を挙げる
どちらかの出身国とは関係なく、ハワイなどのリゾート地で海外ウェディングスタイルを選ぶカップルも多くいるようです。
そのままハネムーンにもなるので、これはこれで素敵なパターン。
ただし、これだと出席できなかった人に寂しさが残る場合も。
帰国後にカジュアルパーティを開くなどして、お披露目や挨拶をきちんと行うことも考えておきましょう。
日本国内で結婚式を挙げる場合のアドバイス☆
それではここからは、日本国内で結婚式を挙げる場合に注意や配慮したいポイントをお話ししていきます。
よろしければ参考にしてくださいね♪
日本で挙式する場合は相手の国やゲストに十分な配慮を
「郷に入っては郷に従え」という言葉があるように、片方の国で挙式をするなら、その国のマナーやルールに合わせるのがベター。
とはいえ、相手が日本を選んでくれていることは、少なからず融通を利かせてくれているのでしょうから、できる限り相手側に配慮することが重要になります。
そのためには、相手方の国の文化や風習をところどころ結婚式に取り入れてあげるのがベストでしょう。
司会者はバイリンガルに頼むのがベター
日本人と外国人が同席する披露宴やパーティーの場合、司会進行はどちらかの言語で行われるのが一般的。
日本であれば日本語で進行していくのが主流でしょう。
しかし外国からわざわざ来てくれたゲストにも楽しんでいただけるよう、司会者は少なくとも2カ国語を話せる人が望ましいです。
進行は日本語メインで行いながら、時々相手の母国語を挟んだりするといいでしょう。
儀式の由来を簡単に説明したり、ムービーの字幕などに入れるなどして上手に取り入れてみましょう。
また、相手の母国語が英語などのメジャーな言語なら、日本のゲストの中にも話せる方はいらっしゃるはず。
海外からのゲストのテーブルに最低1人は話せる人を配置しておくと安心です。
料理の内容は細かくチェック!
日本食が食べられない、苦手な人がいることも。
そんな時には和食にこだわらず、和洋折衷でバラエティに富んだ料理でおもてなししましょう。
また、宗教上の理由などからお肉や魚が食べられないなど、食事に細かい規則や制限がある場合も。
相手の文化や風習の違いを尊重して、個別に対応してあげることも重要です。
相手の国の文化を演出に取り入れよう
日本で挙式や披露宴を行うなら、式の進行や内容は基本日本のやり方でOK。
中でも和装結婚式は国際結婚カップルにおすすめ☆
神前式での挙式や和の演出を凝らした披露宴などは、海外からのゲストにとって新鮮で興味深いものとなることでしょう。
とはいえ、相手の国への配慮もおわすれなく。
異なる文化や風習を上手に取り入れて、相手方への敬意を表しましょう。
日本とは違った儀式や余興などがあって、比較的簡単に取り入れられそうなら演出に加えても良いかもしれません。
「その国ではそうするんだ」と日本からのゲストにとっても新しい発見となり楽しめます。
また、ムービーなどの映像で相手の育った環境や文化を紹介したりなどするのもおすすめです。
ゲストの国への敬意と配慮を忘れず、文化や習慣の違いを楽しんで!
言葉や文化の違いがいろいろある国際結婚。
お互いの国を尊重しつつ結婚式を挙げるのは大変かもしれません。
ですが、その文化の違いはお互いにとって新鮮な発見でもあります。
日本の文化や伝統を海外のゲストに楽しんでもらえるよう、そして自分も相手の国をより深く理解できるよう、楽しんで準備していきましょう!
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