定番色だけじゃない!珍しいお色の色打掛♪
色打掛の定番カラーといえば赤やオレンジといった温かみのある色味ですよね。
今回はそんな定番カラーとは少し違った珍しい色の「色打掛]をご紹介します♪
典雅花車文
昭和初期の丸帯をモチーフに、花車に鶴が舞飛ぶ意匠を、
唐織綴という最高級西陣織により総絵羽で整織した、他に類をみない逸品。
当時の織物を丹念に研究し、特徴であった日本画のようなぼかし表現が、唐織特有のボリュームと重なり、
重厚な織物の中にも優しく華やかな印象を与え、格調高くも華やぎある花嫁姿を印象付けます。
寿鶴曲水の宴
金箔地で織り上げた観世水が鮮やかな黄色地に映え、おめでたい文様に一層の豪華さを添えています。
背中に羽ばたく鶴は長寿の縁起物としてさまざまな衣装に描かれるほど人気の高い柄です。
黄色地に鮮やかな青いふきが見る人の目を惹きつける魅力的な1着・・♪
梅鉢に笹波
古来より日本人に愛されてきた重厚な濃紺色で、上質な雰囲気が演出された色打掛。
笹波を金彩で表現することで、格調高い日本の伝統美を集結させて創られた、新しいお衣装です。
サーモンピンクの裏地が可愛らしく濃紺の色打掛との相性ぴったり♪
格子天井に桧扇紋
格天井をモチーフに豪華に織りあげられた逸品。
宮中好みの檜扇は、末広がりでお慶びにふさわしい文様。
高貴な葡萄色に金のみで織りあげられた文様の格調高い色打掛です。
白椿
白地に淡い色使いで繊細に描かれた椿の花が印象的な色打掛。
現代加賀友禅の第一人者で人間国宝の木村雨山氏の作品。
色打掛としてだけでなく古典美も追求した美しい1着です♪