【婚礼衣装】引振袖と振袖の違いは？
結婚式で和装をお考えの皆さま！
日本の伝統的な婚礼衣装といえば【白無垢】【色打掛】【引振袖】の三種類です。
そのなかでも今回ご紹介するのは引振袖！
【振袖】といえば、女の子なら成人式や卒業式などでお召になる晴れ着として親しみがありますよね♪
ですが結婚式の引振袖、こちらはあまり見たことがあるという方は少ないのではないでしょうか？
今回はそんな引振袖と、皆さまに馴染みのある振袖との違いについてご紹介いたします*
引振袖と振袖の違いは？
引振袖は、「おひきずり」や「本振袖」とも呼ばれ、成人式などの振袖は「中振袖」と分類されるものになっています。
どちらも”未婚女性の第一礼装”ですが、本振袖の方が格の高い衣装となります。
● ● ● ●
具体的な違いについて、まず袖の長さが異なります。
引振袖は約114ｃｍ、中振袖は約100cmと引振袖のほうが袖が長く豪華な印象ですね！
● ● ● ●
また引振袖にはすそに「ふき綿」と呼ばれるものが入っていて、すそに厚みが出ています。
着付けの際に、引振袖は腰の部分で「おはしょり」を作らず
着物本来の長さで着用するため、すそを引きずるような形になります。
ふき綿が入っていることで、地面に広がるすそもとっても優美で豪華な印象になりますよ♪
● ● ● ●
引振袖は裏地が見えるように派手な色合いになっていることも特徴です。
未婚女性の礼装ということもあり、結婚式が振袖を着用できる最後の機会！
つづいて婚礼衣装「白無垢」「色打掛」と比較した引振袖の魅力もご紹介いたします。
＼引振袖もお選びいただけます♫／
婚礼衣装、引振袖の魅力
色打掛同様に、華やかな色からシックな色合いまでバリエーションの豊富な引振袖。
また引振袖は小物使いや帯の豪華さで花嫁さまらしさを出すことが出来る衣装です！
白無垢や色打掛では後ろの帯が隠れてしまうので、可愛い帯を見せれるのは嬉しいですよね♪
また他２つに比べ、軽くて動きやすいので着物が苦手な方でも着用しやすいのが特徴です。
おすすめの引振袖3選
黒地百花繚乱
「始まり」「幸福」「富貴」などの意味をもつ桜と牡丹。
周りに百花を配し、お二人の慶びの日にふさわしい存在感のある黒の引振袖。
駒刺繍を施し、豪華さの中に上品さ漂う作品に仕上げました。
青雲熨斗目
吉祥文として江戸時代より好まれた日本古来の伝統文様、熨斗目文様を肩から大胆に配した逸品。
華やかさの中に格調の高さをかもしだし、花嫁をより一層たおやかに見せる水色地の引振袖です。
四季彩花
薄桃色と金茶色のぼかし染めに咲き誇る花々。
ふわりと花々の香りが立ち込めるような甘い空気がただよう手描き友禅の引振袖です。
いかがでしたか？
振袖といえば成人式の思い出が強いかもしれませんが、
華やかな帯と広がるすそが豪華な引振袖での結婚式もとっても素敵ですよ♪
白無垢や色打掛よりも軽いので、和装を取り入れたいけど
格式張り過ぎないようにしたい方もぜひ引振袖を選んでみてください！