唐織が出来るまで in 織元工場
古典的かつ伝統技法の「唐織」。
色打掛の中でも人気の唐織はタガヤでもお客様からご要望が多いので、織元工場に行き直接オーダーをすることも良くあります。
本日は普段はご覧いただけないメイキングシーンや制作風景を少しご紹介します。
京都 丹後は昔から織物が盛んな地域で、今も織物工場が数多くあります。
これは唐織の反物が織られているところです。
反物が少しずつ織りあがっていく様子は、職人の手さばきに感動することばかりです!
織機(しょっき)という機械で織られてはいますが、織られたあとの糸がひっかからないよう結んだりシャトル(糸)の交換をしたりなど、職人の手で最終確認がされています。
後ろに並んでいるこの縦糸ですが、一般的な織物でも約4000本、唐織では約8000本が縦糸として使われます。そしてこの縦糸全てに並ぶ順番が決まっています。
職人がたくさんの時間と手間を使い、丁寧な仕事がなされているからこそ、美しい反物、打掛が出来上がるのだと納得できます。
是非一度、打掛を羽織りその魅力を堪能してみてくださいね。