《お呼ばれさん向け》冬の結婚式にフェイクファーのボレロはマナー違反?
寒い冬の結婚式。
防寒対策として役に立つ「フェイクファー」ですが、実は結婚式では好まれないのをご存知ですか?
そこで今回は、「結婚式のフェイクファーはマナー違反なのか」についてみていきましょう!
目次
1.結婚式でのフェイクファーはマナー違反?
ゴージャスな雰囲気を出してくれるフェイクファーのアイテムですが、結婚式のお呼ばれの時にはなるべく避けたほうが良いでしょう。
実際「ファー問題」といわれるほど、フェイクファーやファーは実際に着ていく派とマナーを守る派がいらっしゃいます。
では、なぜフェイクファーが好まれないのでしょうか?
ファー=動物を殺生を想像させてしまう
ファーがマナー違反とされる中で一番よく耳にする理由が「動物を殺生しているから」。
動物の毛皮は殺生をイメージしてしまうので、おめでたい場にはふさわしくないといわれています。
ファーが実際の動物の毛皮でNGなら、フェイクファーは人口毛皮だからOK…という風には思われていません。
どちらにしても「毛皮」にかわりはないので避けたほうが良いとされています。
「抜け落ちるもの」は嫌われる
結婚式などの祝い事では、おめでたいことならではの縁起を重視されています。
新郎新婦は日程や招待状の発送の日柄などを選んでいたりする方がほとんど。
他にも結婚式では、式当日を最高の一日にするためにたくさんの配慮がされています。
そんな中で、フェイクファーなどの毛皮を結婚式で使用すると「抜ける」「落ちる」というマイナスのイメージがあり、縁起が悪いとされています。
新郎新婦の努力を壊さないためにも、なるべくフェイクファーやファーは着用しないほうが良いとされています。
ゲストにも迷惑をかける場合も…
こちらは縁起などのマナーではなく、ゲストとしてのマナーの問題。
フェイクファーやファーなどの毛皮アイテムを身につけた経験がある方であればわかるかと思いますが、フェイクファーは実際に毛がよく抜け落ちますよね。
ゲストの皆さんの衣装についてしまったり、披露宴中も着用している場合他の方の食事に入ってしまったり…
他のゲストに迷惑をかける場合も十分あるので、マナーとしては避けるのがいいでしょう。
フェイクファーはボレロではない
そもそもフェイクファーやファーなどは、防寒着として使用されていて「コート」と同じ扱いになります。
結婚式や披露宴の場合、コートなどの防寒着はクロークに預けるのがマナーとされています。
こういった理由からも、会場内に着て入るものにはふさわしくないといわれています。
2.フェイクファーをどうしても着たい場合は?
結婚式にあまり好まれないフェイクファーですが、実際にデパートのフォーマルコーナーに置いてあったり、
マナー本によっては「お葬式はダメだけど結婚式はOK」などマナーとしては曖昧です。
では、実際に着ていく派の方はどこに気をつけているのでしょうか?
挙式前や披露宴前であればOK
結婚式のマナーとして、クロークに預ければOKとされています。
そのため防寒用のコートがわりとして着用し、式が始まる前にはクロークに預けるのであればマナー違反にはなりません。
会場で判断する
どうしても気になる場合には、当日の会場の様子で選ぶのも方法としてあります。
友人ばかりの結婚式であれば、フェイクファーがマナーを気にしない方もいらっしゃいます。
ただし、年配の方が多い場合などは気にされる方が多いので、クロークへ預けることをおすすめします。
その際にノースリーブなどの露出の多い服装にならないようにドレスにも気をつけましょう。
食事の席でははずす
フェイクファーの最大のデメリットは「毛が抜けること」
他のゲストの食事に毛が入らないためにも、食事が運ばれてくる前にははずしておくことをおすすめします。
3.まとめ
いかがでしたか?
結婚式でのフェイクファーは基本的にはあまり好まれないので、なるべく避けたほうがいいかもしれないですね。
どうしてもフェイクファーを着用する場合は、周りのゲストへの配慮をするように心がけましょう。
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