着物の織り方の種類について〜唐織(からおり)のご紹介〜
先日に引き続き織り方の種類をご紹介します。 本日は四季を問わず人気の高い色打掛【唐織】です。
唐織はから渡来した織物が融合し生まれた極めて装飾性の高い美術織物。 優れたものの美称として駆使されています。
唐織は、日本が誇る伝統文化「能」の衣装で世界でも最も豪華な衣装で表現される演劇で、 能装束の代表とされるもので主に女役の表着に用いられておりました。
淡い色で調和のとれた深みのある色彩と幾代も伝えられた文様に、 伝統そのものの魅力で強く感動させられる唐織が現代の打掛によみがえった作品。
張のある風合いは上質の絹糸ならではの特色で豊潤な光沢を醸し出し、
色鮮やかな花々が大変美しく、お二人の慶びを讃えているかのような一着。
特別な日を迎える花嫁様にふさわしい可愛らしさと幸福感あふれるお打掛を 是非ご試着くださいませ。