結婚後に戸籍謄本が必要になるのはどんなとき?
婚姻届けが受理されたら晴れてお二人は結婚♡
ご夫婦になります。
婚姻届けに必要な書類の中に戸籍謄本がありますよね?
▼婚姻届け提出の流れと持ち物▼
結婚後に新たな戸籍謄本が必要になる方も少なくありません。
結婚後に戸籍謄本が必要となるのはどんなケースでしょうか?
注意点を交えてご紹介します★
目次
1.戸籍謄本の役割
戸籍とは、国民を把握するための公文書のこと。
「戸」という形で家族構成を記しています。
ちなみに、戸籍は、国民の把握が目的であるため、日本に住んでいる外国人や国際結婚した後に日本国籍に変えていない場合は戸籍が作られません。
▼国際結婚について▼
戸籍をコピーしたものを戸籍謄本と戸籍抄本と呼びます。
戸籍謄本と戸籍抄本の違い
戸籍謄本 | 戸籍に入っている全員分の記録が記載されている。 『戸籍全部事項証明書』も同じものです。 |
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戸籍妙本 | 戸籍に入っている一部の人の記録のみ記載されている。 「戸籍個人事項証明書」も同じものです。 |
戸籍に記載されている項目
「本籍」と「戸籍筆頭者」の記載のほか、「氏名」や「生年月日」、「父・母の氏名」、「続柄」などの個人的な記録が記載されています。
2.結婚した後に戸籍謄本が必要となるケース
パスポートの新規発行・更新・変更
パースポートは顔写真付きの身分証明書。
間違いがあってはならないため、日本国籍であること、また、身分関係を明らかにする目的で戸籍謄本が必要になります。
パスポートの各種申請に必要なもの
・一般旅券発給申請書(5年用 or 10年用):1通
・戸籍抄本または戸籍謄本:1通
・パスポート用の写真:1枚
・本人確認のための書類:1~2点
本籍の変更
変更先が同一の市区町村であれば戸籍謄本は必要ありません。
本籍は日本国内であれば、どこを指定してもOK!
皇居やテーマパーク、思い出の土地などに変更する方も多いそう。
本籍の変更に必要なもの
・転籍届:1通
・戸籍謄本:1通
・届出人の印鑑
銀行口座の氏名変更
銀行口座の氏名変更はなるべく早く行いたいもの。
基本的には、窓口がある銀行ならばどこでも手続きが可能です。
銀行口座の氏名変更に必要なもの
・通帳
・キャッシュカード
・戸籍謄本
・届出印
・新しく届け出る印鑑
シャチハタが基本不可となっているのでご注意くださいね。
車の氏名変更
車に付与されている車検証。
車検証には、所有者の情報が登録されています。
結婚して氏名が変わった際は申請を忘れずに!
車の氏名変更に必要なもの
・自動車検査証
・認印
・戸籍謄本、もしくは戸籍抄本
・自賠責証明書
・申請書
・手数料納付書
氏名変更や住所変更を代行で手続きしてもらうことも可能なので、ディーラーやJAFに相談してみましょう。
戸籍謄本が必要なケースは要確認
長くお二人で過ごしていると、戸籍謄本や戸籍抄本が必要になることが増えてきます。
例えば年金の受給や保険金の受け取りもそのうちのひとつ。
車を貰って名義変更することもあるかもしれません。
戸籍謄本が必要なケースは人によって若干異なりますので、都度、戸籍謄本が必要か否かを調べておきましょう。
3.結婚してすぐには新しい戸籍が取得できない
婚姻届けが戸籍に反映されるまでは1週間程。
土日祝日に提出したり、提出した婚姻届けに不備があったりすると、さらに先になる可能性が!
結婚後に戸籍謄本や戸籍抄本が必要な手続きがある場合は後回しにして、
先に済ませられる手続きから行うように計画を立てておくと苦労も軽減されますよ。
必ず貰っておきたい「婚姻届受理証明書」
戸籍ができるまでの間、代わりになるのが婚姻受理証明書。
婚姻届けを提出した役所で発行してもらえます。
婚姻受理証明書が使えないケースもあるのでご注意を。
350円のタイプと1400円のタイプの2種類あり、1400円のタイプは記念品としてもオススメです★
▼婚姻受理証明書について▼
4.まとめ
戸籍謄本は重要な手続きに必要な公文書。
いろいろなところで必要ですね。
いずれ必要になるのなら、戸籍謄本を前以て取得しておきたいところですが、ほとんどの場合、6ヶ月以内に取得したもののみが有効とされています。
手続きの内容を問わず、余裕を持って進めましょう。
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