結婚式のNGワードまとめ~忌み言葉を避けて上手にスピーチ♪~
スピーチの内容って悩みますよね?
文章を作る際、婚礼の場でNGとされている忌み言葉に注意!
「切る」「別れる」といった雰囲気でもわかる忌み言葉。
また、日常会話で使っている言葉の中に潜む忌み言葉も。
なぜ忌み言葉を使ってはいけないのか。
今回は忌み言葉と言い換えのヒントをご紹介します!
目次
1.忌み言葉ってなに?
忌み言葉とは、お祝いの席にふさわしくない言葉のこと。
「不幸な出来事」や「別れ」を連想させる縁起の悪い言葉。
そして、同じ言葉が繰り返される重ね言葉がこれに当たります。
中でも、つい使ってしまいがちなのが重ね言葉。
結婚式では「繰り返す」=「再婚」を連想させるのでNG。
普段、何気なく使っている言葉だからこそ気を配りましょう!
▼忌み言葉の基本知識▼
2.結婚式で避けるべき忌み言葉まとめ
スピーチが上手くいくよう、忌み言葉を見ていきましょう♪
文章を作成したときの最終チェックにもお使いください。
不幸、不吉な出来事を連想させる忌み言葉
【ア行】
浅い、焦る、褪せる、忙しい、痛い、薄い、落ちる、衰える
【カ行】
欠ける、悲しむ、枯れる、消える、去年、嫌う、壊れる
【サ行】
最後、冷める、去る、捨てる
【タ行】
倒れる、倒産
【ナ行】
泣く、無くす、涙
【ハ行】
病、引き続き、必死、ひどい
【マ行】
負ける、迷う、また
【ヤ行】
敗れる、辞めた、病む
【ワ行】
悪い
別れを連想させる忌み言葉
【ア行】
飽きる、失う、おしまい、終わる
【カ行】
返す、帰る、切る、消す、九(く)、崩れる、朽ちる、壊す
【サ行】
避ける、冷める、四(し)、死、しめやかに、疎遠
【タ行】
耐える、散る
【ナ行】
逃げる
【ハ行】
離れる、冷える、ほどける
【マ行】
戻る、もめる
【ヤ行】
破る
【ワ行】
別れる、分ける、割る
ここで紹介したのは基本的な忌み言葉です。
「病」と「病気」が同じ意味を表すように、ニュアンスの近い言葉や類義語も忌み言葉に含まれます。
スピーチで文章を作る際は、こういった言葉にも配慮することが大切です。
日常会話で使ってしまいがちな重ね言葉
【ア行】
いろいろ
【カ行】
重ね重ね、繰り返し、くれぐれも
【サ行】
しばしば
【タ行】
たびたび、たまたま、次々(つぎつぎ)、時々(ときどき)、どんどん
【ハ行】
日々、再び
【マ行】
ますます、またまた、みるみる、もう一度
【ワ行】
わざわざ
3.忌み言葉の言い換えてステキにスピーチしよう♪
つい言ってしまいそうな言葉もちらほら・・・
伝えたい言葉に忌み言葉が入ってしまっていたら言い換えて使用しましょう!
忌み言葉の代表的な言い回し例を挙げていきます。
代表的な忌み言葉の言い回し例
・忙しい ⇒ ご多用
・おしまい、終わり、最後に ⇒ お開きにする、ゴールを迎える、結び
・去年 ⇒ 昨年
・壊れる ⇒ 形を変える、変化する、役目を全うする
・四(し)、九(く) ⇒ 四(よん) 九(ここのつ)
・分ける ⇒ それぞれ
・いろいろ ⇒ 多く、多彩な
・いよいよ、ますます ⇒ さらに、もっと、一段と
・重ね重ね ⇒ 加えて、深く、あわせて
・たまたま ⇒ 偶然に
・たびたび、しばしば ⇒ よく、いつも
・次々 ⇒ たくさん
・再び ⇒ 今一度、あらためて
・ますます ⇒ 一段と、末永く
ポジティブな表現にするのが言い換えのコツ!
▼新郎様からゲストに向けてスピーチするときのアドバイス▼
4.まとめ
結婚式のスピーチを任されるのは光栄なこと。
とはいえ、ゲストがいる中で話すのはとても緊張しますよね。
祝福の気持ちが大きいほど内容に悩みますが、忌み言葉を避け、気持ちの良い表現でスピーチすることで新郎新婦に思いを伝えましょう!
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