”知恩院”の結婚式の雰囲気は?
美しい自然と建造物に囲まれた、浄土宗の総本社:知恩院。
今回はそんな知恩院で挙げる結婚式についてご紹介いたします。
1.お寺で挙げる結婚式 - 仏前式とは?
日本の伝統的な神社仏閣で挙げる結婚式「和婚礼」
神社で挙げるものを「神前式」、仏閣(お寺)で挙げるものを「仏前式」といいますが、
挙式場所以外の違いはご存知ですか?
神前式とは
神前式は「ふたりの家と家とを結ぶもの」という考えに基づいた結婚式です。
明治33年の大正天皇のご婚儀から神前式が広まり、新しく式を構成する際に仏前式も参考にしました。
なので仏前式と儀式が似ている部分もあります。
仏前式とは
仏前式は「結婚式は前世からの縁で出会った二人の感謝を伝える場」という考えに基づいています。
生まれる前から結ばれていた縁を仏さまに感謝するとともに、これからの加護をお願いします。
また式に数珠を持っていくのもわかりやすい特徴です!
2.知恩院とは
知恩院は京都府にある、浄土宗の総本社です。
境内には国宝の御影堂をはじめ、重要文化財や文化財指定建造物が数多く立ち並びます。
宗派を問わず挙式が可能です。
3.知恩院で挙げる結婚式*おすすめポイント
自然あふれる庭園
知恩院には方丈庭園と友禅苑という庭園があり、どちらも自然の美しさ溢れるほっとする空間です。
情緒あふれるこの庭園は、秋にはライトアップされるので是非観光も兼ねて訪れてみてください♪
ロマンある"行華の儀式"
知恩院では故事に基づいた”行華”という儀式を中心に、
浄土宗の御本尊「阿弥陀如来」の御前で共に「明るく・正しく・仲良く」生活することを誓います。
行華の儀式では、7本の花のうち、男性は女性から送られた5本を、
女性は残りの2本を仏前に捧げて結婚の証とします。
儀式のもとになったお話しは、お釈迦様と后のヤショダラ姫の前世のお話しです。
とってもロマンティックなお話しなのでそちらも調べてみると、さらに仏前式の魅力がわかるかと思います♪
4.知恩院で挙げる結婚式
いかがでしたか?
知恩院は境内だけでなく周りにも自然が溢れているので、
夏には新緑を、秋には紅葉を楽しめる美しいお寺です。
今回ご紹介した”行華の儀式”は浄土宗のお寺ならではのものなので、
ぜひ知恩院での挙式を検討してみてください♪
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