神前式とは*段取りや流れをご紹介
最近は、和装を着てみたいという新郎新婦様が多く、神前式が注目を集めています。
では一体、神前式ではどんなことをするのでしょうか?
今回は、神前式を挙げる場所、費用、当日の流れなど、神前式を行う上での段取りについてご説明致します。
神前式をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください!
神前式とは?
神前式とは主に神社で執り行う結婚式のことで、
大正天皇のご成婚を記念して日比谷公園で行った結婚式を原点に
人気を集めています。
神前式はどこで挙げるの?
神社で行うイメージが強い神前式ですが、
必ずしも神社だけが神前式の場所ではありません。
本格的な神前式は神社で行う挙式ですが、式場やホテルでも館内神殿での挙式も可能です。
館内神殿の場合、「挙式から披露宴までの移動負担が少ない」
「季節や天候の心配をしなくていい」などといったメリットがありますよ♪
神前式にかかる費用の相場
神社の場合
神主や巫女への謝礼や神殿使用料、式次第、
誓詞などをまとめて「玉串料(初穂料)」として神社に納めるのが一般的。
玉串料は3万円~10万円程と、神社によって様々ですが、平均では5万が相場だと言われています。
こちらだけ聞くと「神前式は教会式に比べて安く挙式ができる」と思われるかもしれませんが、
実際は挙式料に衣装レンタルや着付け、ヘアメイク代などが加わるので、
あまり変わらない、または高くなる場合もあります。
ホテルや結婚式場内にある神殿の場合
教会式(チャペル式)と同じように「挙式料」として見積りに加算されるケースが多いようです。
全てプランとしてセットになっている会場がほとんどなので、わかりやすいのがメリットですね。
どちらを選ぶにしてもプランナーさんによく相談すると安心です!
神前式の当日の流れ
1.参進の儀(さんしんのぎ)
巫女に先導されて、新郎新婦と参列者が一列になって神殿へと向かう「花嫁行列」です。
新郎新婦様、両家の親御様、ご親族様の順に本殿に向かいます。
2.入場
参列者様は新郎新婦様と血縁関係の強い順に入場します。
座る位置は、神前に向かって右が新郎様側のご親族様、左が新婦様側のご親族様です。
その後、新郎新婦様が巫女に先導されて入場します。
3.修祓の儀(しゅばつのぎ)
挙式の前に、新郎新婦様と参列者様は心身を清めるためにお祓いを受けます。
4.祝詞奏上(のりとそうじょう)
祝詞とは神々に対し申し上げる言葉のこと。
神職が神におふたりの結婚を報告し、幸せが永遠に続くよう祈ります。
5.三献の儀(さんこんのぎ)
新郎新婦様が神酒で三三九度の盃を飲み交わします。
小中大の杯の順で注がれたお神酒をそれぞれ3×3=9回に分けて飲みます。
6.神楽奉納(かぐらほうのう)
巫女が神楽に合わせて舞を奉納します。
7.誓詞奏上(せいしそうじょう)
新郎新婦様が神前に進み、誓いの言葉を読み上げます。
8.玉串奉奠(たまぐしほうてん)
玉串(榊)を神前に捧げて、最後に二礼二拍手一礼をします。
(ただし神社によってこの所作は異なるので確認しましょう!)
9.指輪の交換
新郎様から新婦様の指へ、新婦様から新郎様の指へ指輪を交わします。
10.親族杯の儀(しんぞくさかずきのぎ)
ご両家様の結びつきを祝って、新郎新婦様と参列者様が全員でお神酒を3口で飲みます。
11.斎主挨拶
神職が式を執り納めたことを神に報告して一拝します。
12.退場
神前に一同で拝礼して、退出します。退下(たいげ)ともいいます。
いかがでしたか?
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