鍛造製法の結婚指輪って?鋳造製法との違いやメリット・デメリットを一挙公開!
鍛造は『たんぞう』と読み、指輪の製造方法のひとつです。
結婚指輪と聞いて製造方法まで思い浮かぶ人は少ないものですが、実は結婚指輪選びにおいて『製造方法』は注目したいポイントでもあるんですよ。
鍛造という製造方法で作られた結婚指輪にはどんな特徴があるのでしょうか?
鍛造製法で作られた結婚指輪のメリットやデメリットもご紹介しますよ。
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1.鍛造製法の結婚指輪とは
まずは鍛造製法についてみていきましょう。
一般的に結婚指輪の素材といえば『プラチナ』や『ゴールド』のイメージが強いですよね。
プラチナやゴールドといった素材の強度は実はそこまで強い素材ではないのをご存知でしょうか?
特に結婚指輪は毎日身に着けて生活するアイテムですから、強度は非常に重要。
本来なら強度があまりないプラチナやゴールドを鍛造製法で加工することによって強度を上げることができるのです。
プラチナやゴールドといった素材を叩いて『鍛える』と硬くなるため、より日常生活で安心して使用できる結婚指輪ができあがりますよ。
鋳造製法と何が違うの?
指輪の制作方法には鋳造製法と鍛造製法と呼ばれるものがあります。
鍛造製法はうえで紹介した通り、プラチナやゴールドといった素材を叩いて字の通り鍛えることで強度を上げる製法。
鋳造製法はワックスと呼ばれる型に金属を流し込み固めて指輪を制作します。
鍛造製法と比べるとコストが抑えられるため、オーダーメイドであったとしても費用を抑えられるので一般的な結婚指輪は鋳造製法で制作される場合が多いでしょう。
鍛造製法は職人さんが1本1本素材を叩いて鍛えてから指輪の製造に取り掛かるため、価格も高額になりがちです。
また既製品の場合はデザインが限られていたり、シンプルなデザインが多いという特徴もありますよ。
2..鍛造製法の結婚指輪のメリット・デメリット
鍛造製法にはメリットもあれば、デメリットもあります。
どんなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。
鍛造製法の結婚指輪のメリット
鍛造製法の結婚指輪のメリットといえばやっぱり『強度』ですね。
そのため日常生活で傷つく可能性がある職業の方などには特におすすめです。
『職人』の手作り感を楽しめるのもメリットのひとつ。
『繊細で美しい』よりも『武骨で芯の通った』デザインが好みのカップルには鍛造製法で作られた指輪のデザイン自体もメリットに感じられるはず。
シンプルで強度があり、職人さんが丹精込めて作り上げた作品を身に着けられる点が鍛造製法のメリットと言えるでしょう。
鍛造製法の結婚指輪のデメリット
鍛造製法にもデメリットは存在しますよ。
鋳造製法に比べてデザインの幅が少ないことは、鍛造製法のデメリットです。
豊富なデザインから選びたいカップルや個性的なデザインが好みなカップルの場合は、鋳造製法で制作された結婚指輪のほうが好みである場合が。
鍛造製法の場合は細やかなデザインの作成はどうしても難しいため、オーダーメイドをしたとしても鋳造製法で制作された結婚指輪に比べて複雑なデザインはできません。
またピンクゴールドやホワイトゴールドなどデリケートな素材の場合は、『鍛造製法での制作ができない』点もデメリットといえますね。
3.まとめ
結婚指輪を見る際はデザインやブランドだけでなく、製造方法にも注目してみましょう。
特に指輪が傷ついてしまうような職業の方は特に『鍛造製法』で作られた指輪がおすすめですよ。
ただ『デザイン』も重視したい場合は鋳造製法で作られた指輪でないと難しい場合もあるので、パートナーとしっかり相談しましょう。
プラチナやゴールドの素材ではなく、ホワイトゴールドやピンクゴールドなど繊細な素材の結婚指輪が良い場合も鍛造製法では難しいことも。
ぜひ自分たちの好みに合った結婚指輪を探してくださいね。
好みの結婚指輪を探すためには、いろんなショップを実際に訪問して見てみることが一番の近道ですよ。
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