国際結婚に必要な婚姻要件具備証明書って何?国籍についての疑問も解決!
国際結婚は婚姻届けを出して終わりではありません。
想像しているよりも複雑な手続きだったり、決めなければいけないことがあったり。
国際結婚の場合は戸籍や苗字も日本人同士の結婚とは異なる点がありますよね。
国際結婚だからこそ注意しなければならないポイントもご紹介します。
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1.国際結婚すると国籍はどうなる?
国際結婚した時に気になるのは国籍ですよね。
日本で生まれて日本で暮らしている分には気にする場面はほとんどない国籍。
でも海外の方と結婚する場合、国籍は非常に重要な問題です。
性別やパートナーの国籍によっても、変わってくるので不安な場合は最初に確認しておきましょう。
日本国籍の男性と海外国籍の女性が結婚した場合
日本人の男性と海外の女性が結婚した場合は、いたってシンプル。
男性女性ともに国籍に変更はなく、日本人男性は日本国籍、外国人の女性は自分の国の国籍のまま変更はありません。
国籍については結婚前と変わらないので心配はいりませんね。
日本国籍の女性と海外国籍の男性が結婚した場合
日本国籍を持つ女性と海外に国籍を持つ男性が結婚した場合は、おおまかに3つのパターンに分かれます。
・手続きは必要ない
・ケースバイケースで手続きが必要
・手続きをしなければならない
手続きが必要ない場合というのは日本人男性の時と同じく、夫婦それぞれ今までと変わらず自国の国籍のままにする場合ですね。
結婚に関連して国籍を変更しない場合は、特に手続きは必要ありません。
一部の国籍を持つ男性と結婚する場合には、国籍を選べる場合があります。
外国人男性は自国の国籍のまま、日本人女性も日本国籍のままで良い場合は手続きをする必要はありません。
ただ日本人女性がパートナーの国籍を取りたい場合のみ手続きが必要になりますよ。
必要な手続きはパートナーの国によっても変わってくるので、確認してみましょう。
次は手続きが必要な場合。
一部の国の国籍を持つ男性と結婚する場合は、必然的に女性にも男性の国籍が与えられます。
男性の国籍と元々持っている日本の国籍と、二重国籍になってしまうのですが日本では二重国籍が認められていません。
そのためどちらかの国籍を選ぶ必要がでてくるため、手続きが必要になるんですよ。
どのパターンであっても女性はパートナーの国籍や国の制度がどうなっているのかしっかり確認しておきましょう。
2.国際結婚で必要な婚姻要件具備証明書って?
日本人同士の結婚では戸籍謄本などが必要なだけですが、国際結婚の場合は『婚姻要件具備証明書』という書類が必要になるんですよ。
婚姻要件具備証明書は日本で日本人と結婚するにあたって、自国の法律的にも何も問題がありませんという証明書のようなもの。
別名独身証明書とも呼ばれているこの書類は、パートナーが独身であることを証明する書類でもあります。
パートナーの出身国によっては婚姻要件具備証明書を発行していない場合も。
その場合は『宣誓書』と呼ばれる書類を自分の国の大使館へ行き、宣誓することで発行してもらえます。
婚姻要件具備証明書にしても宣誓書にしても、書類には有効期限があり発行日から3ヵ月を超えると向こうになってしまうんですよ。
必ず提出日には期限内の書類を用意してくださいね。
3.まとめ
国際結婚は日本人同士で結婚するよりも手続きも複雑だったり、決めなければならないことがたくさんあって想像よりも大変かもしれませんね。
パートナーの国籍によって手続きや必要書類なども変わってくるため、ケースバイケースな事柄も非常に多いんです。
相手の国籍によって自分の国籍をどうするのか、苗字は変えるのかなどひとつづつ決めていきましょう。
結婚するための最初の難関をパートナーと協力しながらお互いにわからない部分を埋めながら進んでいけるとより絆も深まりそうですね。
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