婚姻受理証明書ってどこでもらうの?何に使うの?
婚姻受理証明書をご存知ですか?
婚姻届けが受理されたら、おふたりは法的に夫婦になります。
「婚姻届け出したんだから証明書っていらないんじゃ?」
そう考えるのが普通ですよね。
では、何のために婚姻受理証明書があるのでしょうか?
婚姻受理証明書の発行方法と必要となるケース、そして使えないケースをご紹介します!
目次
1.婚姻受理証明書の発行方法
婚姻受理証明書は婚姻届を提出した市区町村の役所で発行できます。発行の際の手続きは特に必要無く、窓口で「婚姻受理証明書をください」と伝えて発行手数料を支払うだけです。
とっても簡単ですね♬
婚姻受理証明書は、350円と1400円、2つのタイプが販売されているので選ぶ必要があります。
それぞれの違いを見てみましょう★
■350円の婚姻受理証明書
350円の婚姻受理証明は一般的なコピー用紙に印刷されたもの。
即日発行してくれます。
急ぎで用意する場合は350円の婚姻受理証明書を発行してもらいましょう。
■1400円の婚姻受理証明
上質紙で印刷されるタイプです。
このタイプは賞状のようにしっかりしているので、記念に残しておいたり、額に入れて飾るなどにもピッタリ♡
婚姻届を提出したところに名所やご当地キャラクターがいる場合は、それらが印刷されていることも多く、記念品としてピッタリな証明書ができあがります。
役所のホームページに見本が用意されているので、一度目を通してみて下さい★
発行には基本的に数日~1週間程掛かるので、350円のものと一緒に発行を依頼し、後日改めて受け取りにくる形になります。
2.婚姻受理証明書の役割と必要となるケース
婚姻届けを提出したら新たな戸籍が作られます。
しかし、即日作られることはなく1週間前後掛かってしまうことがほとんど。
新しい戸籍が作られるまでの間に戸籍謄本の代わりをしてくれるのが婚姻受理証明書です。
①住民票の名義変更
入籍して直ぐに新居で新生活をスタート!
とってもワクワクしますよね!
引っ越しをした場合、14日以内に住民票を変更しなければなりません。しかし、新しい戸籍が出来ないと旧姓のままになってしまいます。
「忙しいから新しい戸籍が出来るのを待ってられない!」
そんな方は婚姻受理証明書を使って名義を変更しましょう♪
②会社への結婚報告
婚姻届を提出したら扶養家族になるという方もいますよね。
会社への扶養になる・扶養にするといった手続きはなるべく早くしたいもの。
戸籍ができる前であっても、婚姻受理証明書があれば扶養家族の手続きが可能です♬
■婚姻受理証明書が使えないケース
戸籍の代わりと言っても、銀行と運転免許証の名義変更は婚姻受理証明書ではできませんのご注意くださいね!
3.まとめ
婚姻受理証明書についてご紹介しました。
要点をまとめると以下の通りです。
■婚姻受理証明書は戸籍謄本の代わりの証明書
■350円と1,400円の2つのタイプがある
■住民票の名義変更・扶養家族の手続きに使える
■銀行と免許証の名義変更には使えない。
戸籍謄本の代わりとして万能とは言えない婚姻受理証明書ですが、新しい戸籍ができるまでの間に必要最低限の変更ができるようになっていますね。
婚姻受理証明書は、最近では入籍の記念品としての見方が強くなってきているので、なにか記念になるものをお探しの方は、ぜひ役所で婚姻受理証明書を貰ってみて下さい★
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