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【貴重な伝統技法】鹿の子絞りの色打掛

和装の花嫁衣装の中でも人気の色打掛。

色合いや柄が華やかで、なかなか運命の一着を見つけるのも大変ですよね。

和装の衣装選びの際に気に留めて頂きたいのが、色味、柄以外に“質感”です。

今回ご紹介したい『鹿の子絞り』。

丁寧に絞りあげられた柔らかい凹凸は、職人技術を感じられる最高級の質感です。

 



 

 

鹿の子絞りとは

鹿の子絞り

絞り染めの一種で、染め上げられた柄が子鹿の背中のまだらに似ていることから、

「鹿の子絞り」と呼ばれるように。

鹿の子の独特な柄は「疋田(ひった)」とも呼ばれる場合もあるようです。

歴史は古く、室町時代から江戸時代にかけ発展した技術で、江戸時代中期には全盛期を迎えましたが、

着物全面に鹿の子絞りを施した「総鹿の子」は当時贅沢品として規制されるほどでした。

 

手間暇かける工程

デザインや下絵を作成した後、絞括(しぼりくくり)と呼ばれる工程に入ります。

絹糸で絞り目を一粒ずつ3〜7回括る技法で、最も高い技術力と長い時間を要する作業です。

 

下絵の漂白をしたら、染め分けに入ります。

染料に浸して染色するため、染める色の数だけ手間がかかります。

 

最後に「ゆのし仕上げ」という手作業で行う仕上げに入ります。

生地に蒸気を当て、縮んでる生地の幅出しをする作業で熟年の技が必要な工程です。

 

打掛の場合、一反を総鹿の子で染め上げると約1年半ほどの時間が必要になります

 

 

 

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鹿の子絞りの色打掛5選

職人の手仕事ならではの贅沢な質感が特徴の鹿の子絞り。

TAGAYAのおすすめの鹿の子絞りの色打掛を5点ご紹介いたします。

 

⒈疋田熨斗花車文

*疋田熨斗花車文*

赤地に牡丹、菊、桜などの草花が全体にあしらわれ、背中には熨斗、裾には花車、

とどの角度から見られてもふんだんに柄がほどこされた華やかな色打掛。

総絵羽の柄は地の疋田に至るまで全て400口錦の織物で、贅沢な仕上がりの逸品です。

 

 

⒉白紫染分け赤あじろ花刺繍

*白紫染分け赤あじろ花刺繍*

方から袖にかけて花菱亀甲、青海波等の伝統ある文様を金彩で施し、四季の花々刺繍と友禅で華やかに配しています。

クリーム地に紫色の霞を染め抜きの技術で染分け、網目模様をアクセントとしたモダンな印象の打掛。

 

 

⒊サヤ古都桜黒絞り牡丹

*サヤ古都桜黒絞り牡丹*

シックな配色でまとめられた地に、大胆にあしらわれた牡丹の花が優美な色打掛。

シンプルでありながら、黒・赤・金と豪華な色づかいで婚礼の場にふさわしい一着です。

大人花嫁様の品格と上品な雰囲気を醸し出してくれます。

 

 

⒋疋田霞に花車

*疋田霞に花車*

満ち足りた豊かさを表す花車を手描き友禅であしらい、さらに横張り刺繍で一層の存在感を演出。

霞を疋田本絞りで赤と紫に染め分けられた地に、古典的な配色が印象的な花車が、

映え柄が浮き上がって見えるような効果があります。

 

 

⒌本絞り王朝御簾紋

*本絞り王朝御簾紋*

疋田絞りで御簾をあらわし、手描き友禅で橘や菊などの草花、

貝桶や御所車などの器物文様を描き出した打掛です。

疋田絞りの粒が並んだ端正なたたずまい、

また桜をかたどった柔らかい絞りも職人の高い技術と手間が感じ取られます。

 

 


いかがでしたか。

贅沢な風合いで独特の柔らかい質感の鹿の子絞りのご紹介でした。

鹿の子絞りの中でも、京都で絹の布地に施された鹿の子を「京鹿の子絞り」と呼ばれ、

伝統工芸品として指定されています。

TAGAYAでは、京鹿の子の打掛も揃えておりますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。

ぜひご試着で日本の伝統美に触れてみてはいかがでしょうか*

 

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