結婚式に和装で出席!着物に合わせるアクセサリーのマナーは?
友達の和装結婚式にお呼ばれ。
「せっかくだから、自分も着物を着たい」と考える方も多いのではないでしょうか?
結婚式に着物を着ていく場合、アクセサリーはどういう風に合わせるの?
そこで、結婚式で着物を着る時に気をつけたいアクセサリーのマナーについてまとめました。
目次
ピアス・イヤリング・ネックレスは基本つけない
和装の装いの時には、ピアスやイヤリング等は基本つけません。
マナー的にNGというよりも、「してはいけない」と思っている人が多いので、つけない方が無難でしょう。
また、派手すぎる飾りは着物とのバランスがあまりよくありません。
「揺れる」ものを縁起が悪いと考える人もいるので、ピアスやイヤリングをつけたい時は小ぶりで耳にぴったりとつくタイプのものが良いでしょう。
ただし、留袖を着る場合や親族の礼装(黒留袖など)はピアス、イヤリング等はNGなので注意!
指輪はシンプルなものならOK
指輪結婚指輪、婚約指輪などシンプルで平たいものならばOK。
立爪のものも、ゴテゴテしていないデザインであれば大丈夫です。
ただしシンプルだからと言って何個もつけてはいけません。
ネックレス・ブレスレット・時計も基本つけない
ネックレスやブレスレットも着物を着る時にはつけないのが基本です。
着物は半衿などでお洒落を演出するものなので、ネックレスなどをつけると違和感が出てしまいます。
首や胸元はスッキリと粋に見せるのがベスト。
着物の場合は腕に何もつけないほうが腕や手が美しく見えるので、ブレスレットに関しても同じことが言えます。
時計も同様ですが、それ以外に「時間を気にしている」と思われることから、しない方が無難だとも考えられているようですね。
つける際には細くて上品なデザインのものを選びましょう。
着物にはヘアアクセサリーがおすすめ!
それでは着物にはアクセサリーは不要なのでしょうか?
いえいえ、そんなことは決してありません。
着物の場合にはピアスやイヤリングよりも、「髪飾り」で決めるのがマナーでありお洒落なんです!
かんざしや花飾り、組紐など、洋装とはまた違ったお洒落が楽しめるのが着物のアクセサリー♪
ここからはヘアアクセサリーの上手な選び方やポイントをお話していきます。
着物に合うヘアアクセサリーのポイント
必ず覚えておいてほしいことが一つ。
それは、どんなヘアアクセサリーを選ぶにしろ「花嫁よりも目立ってはいけない」ということです。
結婚式の主役はあくまで新郎新婦(特に花嫁)であり、参加者は2人に華を添える存在でなくてはなりません。
奇抜なデザインや大きすぎるものなど、悪目立ちしそうなものは避けるよう心がけてくださいね。
着物と髪飾りは同色で選ぶ
「着物と髪飾りは同系色」
着物のベースとなるカラーに合わせた髪飾りを選ぶのは基本中の基本です。
赤の着物には赤系のかんざしや花飾り。
青の着物には青系の飾りがよく合います。
また、ベースカラーの上にくる模様(文様)の色を合わせるのもお洒落。
ピンク系の文様ならば淡いピンクの花飾りを選ぶなどして、ニュアンスを合わせてみてはいかがでしょう。
文様と合わせた髪飾りで着物上級者に
着物には四季をイメージしたものや慶寿を意味する文様が多く組み込まれており、結婚式にはぴったりの装いです。
桜や藤、菊など、お呼ばれした結婚式の季節に合わせて着物を選ぶことも多いので、一緒に髪飾りも揃えてみましょう。
菊の着物なら菊をあしらった花飾り。
藤の着物なら藤のように揺れるかんざしなど。
着物上級者の印象を与えてくれますよ!
生花はNG!小ぶりな造花で上品に
「生花」を使った髪飾りはとても素敵ですが、結婚式では避けましょう。
お花は花嫁の特権です。
生花を髪飾りに使う花嫁さんも多いはずなので、被らないようにしなくてはなりません。
造花の飾りを選ぶ場合には、花自体は小ぶりでも、組紐やかんざしなどでアレンジされているものを選ぶと華やかで可愛らしさが際立ちますよ。
結婚式の着物は『正装』*場に合ったアクセサリーのつけ方を
結婚式にお呼ばれした際、未婚女性は「振袖」もしくは「留袖」を。
既婚女性は「留袖」を着ていくことが多いでしょう。
どちらも女性の「正装」であり、最も格の高い着物ですので、それに合わせてアクセサリーも選ばなくてはなりません。
ピアスやイヤリング、ネックレスはなるべく避けて、ヘアアクセサリーで華やかさを添えましょう。
上手に選んで、洋装とはまた違ったアクセサリーのお洒落を楽しんでくださいね♪