結婚のスタート!「結納」と「お顔合わせの食事会」の違いは?
神前式やチャペル挙式、どちらにするにしてもまずは両家の「顔合わせ」からですよね!
ですがその顔合わせ、「結納」と「食事会」どちらで行えば良いのでしょうか?
そもそも結納とは・・?と、わからないことが多いですよね。
今回はそんな両家のつながりがはじまる場、「結納」と「お顔合わせの食事会」の違いについてご紹介致します。
1.「結納」と「お顔合わせの食事会」の違い
結納も顔合わせ食事会も、「両家のお付き合いがはじまる場」であることには変わりません。
一口に結納や顔合わせ食事会と言っても、そのスタイルには地域ごとに異なり、家族ごとの形があります。
ご両家様の親御様とも相談しつつ、どちらの形を取るのか決めたいですね!
簡単に違いを説明するのであれば、
”結納はフォーマル”で、
”顔合わせ食事会はカジュアル”なイメージです。
結納は、伝統的な儀式を通して両家のつながりを深めます。
顔合わせ食事会は、交流を通して互いの人となりを知ることによって関係を築きます。
もちろん結納の後に食事や歓談の場も設けられますし、カジュアルダウンすることもできます。
結納は、新郎側が新婦側に”儀式を通して誓いを立てる”意味合いが強いです。
日本らしさを出したい方、ご両家様親御様の前で改めて覚悟を示したい方は、ぜひ結納をおこなってみてください!
2.結納
昔は使者が両家を行き来して取り持っていましたが、今は両家で集まる略式結納が一般的。
男性から女性に金品を贈り、結婚の約束を固める儀式をします。
■結納の儀式■
【結納品・受書の用意】
地域によって結納品の贈り方や内容が変わるので、出身地のスタイルや違いを確認して話し合いましょう。
基本的には結納品は9品目。簡略化する際は5品目や7品目と奇数で整えるのがしきたり。
関東式の場合は「男女を同格」としてお互いに結納品を贈り、
関西式の場合は男性が女性に結納品を贈ります。
*結納品* | |
目録 | 有能品の品目と数を記した物 |
長熨斗 | のしあわび、あわびの身を干して伸ばしたもの |
金包 | 結納金をつつんだもの |
末広 | 純真無垢を表す一対の白い扇 |
寿留女 | するめ。「幾久しいご縁」を意味する |
友志良賀 | 白い麻糸。「白髪になるまで長生きできるように」の意味 |
子生婦 | 昆布。「子孫繁栄祈願」を意味する |
勝男武士 | かつお節。たくましい男性の象徴 |
家内喜多留 | 祝い酒を入れた柳樽 |
【着席・口上】
新婦側のお家でおこなう場合には、新郎側を”お客様”と考えて上座に。
会食場所でおこなう場合は、新婦側を上座に通す場合が多いです。
【新郎側:結納品を納める/新婦側:目録を確認】
新婦側の、上座についた人から下座の人の順に確認していきます。
【新婦側:受書を渡す/新郎側:受書を受け取る】
「確かに受け取りました」という証に受書を新郎側に渡します。
【婚約記念品の交換】
オリジナリティを出すならこのタイミング!
新郎から新婦に送るのには、指輪やネックレスが多いです。
逆に新婦から新郎に送るのは、腕時計やスーツ、財布など
ビジネスでも使えそうな物が多いのでご参考に♪
結納の儀式は以上で、所要時間は10分程で終わってしまいます!神事ではないので、リラックスして望んでいただいて大丈夫です。
この後記念撮影や会食を交えて、お開きとなるのが一般的です。
3.お顔合わせの食事会
婚約食事会に決まった形やルールはありませんが、二人がそれぞれの親を紹介し合うというスタイルをとることが多いようです。
和やかに行われる傾向があるので、料亭やホテルなど好きに会場も選んでみてください。
両家が打ち解けやすいように、ご飯が美味しいところや観光地の近くの会場など、
話が盛り上がりやすい場所を選ぶのも良いかもしれませんね。
顔合わせ食事会では、食事や歓談、婚約記念品の交換や記念撮影を行います。
両家が集まる場だからこそ、結婚式について相談される方もいらっしゃいます。
両家の距離が縮まるイメージを、お2人らしく膨らませてみてください!
いかがでしたか?
ご両家の考え方を考慮しながら、「結納」と「お顔合わせの食事会」
より距離を縮めやすい方を選んでみてください。
お顔合わせが終われば次は結婚式!
会場決めや衣装選びなど、お悩みのことがありましたらお気軽にご相談くださいませ。