結納にふさわしい服装は?服装を選ぶ時のマナーも紹介します!
結納とはいったい何のことでしょう?
結納とは結婚が決まると新郎新婦の両家で行われる、日本にしかない婚約の儀式です。
最近では結納を行わないカップルも増えていたり、簡略化して行ったりすることも。
でも昔ながらの結納を行うことになったらどんな服装で行ったら良いのでしょう?
両家の両親や仲人が集まる正式な場となる『結納』の服装やマナーを紹介します。
▼結納と顔合わせの違いについてはこちらの記事をチェック!
1.結納にふさわしい服装は?
結納にふさわしい服装はある程度決まっています。 正式な場なので『フォーマル』な服装であることが求められますよ。結納での新郎新婦の服装
まずは新婦となる女性の服装からご紹介します。 女性の場合はひざ丈の落ち着いたワンピースがベストです。 結納はお座敷で行われることも多くあるため丈の長いワンピースがおすすめ。 成人式の時に振袖を購入しているなら振袖を着るのもありですよ。 ただ簡略化して行う結納の場合は洋装のほうが良いでしょう。 続いて新郎となる男性の服装をご紹介します。 男性の場合はスーツでOK。 普段から着用しているビジネススーツでもOKですが、結納の前にクリーニングに出すのを忘れずに。 ただし女性が振袖など格式が高い服装をする場合は冠婚葬祭用のブラックスーツを着用すると良いでしょう。 お祝い事なのでネクタイも明るいカラーで問題ありませんが、あまりにも派手すぎたりカジュアルな印象が強い柄物は避けたほうが良いですね。 ただシャツのカラーは白がベスト。 柄入りやカラーシャツはNGなので、注意してくださいね。 男性が意外と見落としがちなのが、身だしなみ。 シャツはしっかりとアイロンがかかっているか、靴下は洗い古したものでないか、 靴は磨かれているかなど、細かいところまでしっかりチェックしておきましょう。結納での両家両親の服装
母親の結納での服装もワンピースがおすすめ。 華やかなセットアップなどでも良いでしょう。 ただし両家ともに新婦よりも目立つことがないよう注意が必要ですよ。 落ち着いた色味を選び、スカート丈も新婦よりも長めのワンピースがおすすめ。 父親の服装も基本的には新郎と同じスーツがベスト。 シャツも白でネクタイのカラーは新郎よりも落ち着いたカラーを選んでくださいね。2.結納のマナー
結納は正式な儀式なので当然マナーがあります。 マナー違反があればせっかくの門出の儀式で両家の関係に影響を与えてしまうことも。 あらかじめしっかり確認しておきましょう。服装は両家の『格』を揃える
結納の服装選びでもっとも重要なマナーは両家の『格』を揃えること。 例えば新婦が振袖を着るなら新郎も紋付袴や冠婚葬祭用のブラックスーツを着る、といったように両家で同じ『格』に揃えるのがマナー。 振袖や紋付き袴が『フォーマル』だとすると、ワンピースやスーツは『セミフォーマル』な格になるので 両家のどちらかがスーツやワンピースを着用する場合は、もう片方も同じくセミフォーマルな服装にする必要があります。 ただ最近では簡略化して結納を行う場合も非常に多いので、新婦だけが振袖を着て新郎はスーツということもあります。 結納は両家で行われる重要な儀式なので、両家が納得していれば問題はありません。 しかし結納では両家の写真を撮るのが一般的。 新婦一人だけ和装だと写真に残した時違和感がある可能性も。 和装なら全員和装、洋装なら全員洋装といったように揃えたほうが見た目も統一感が出て良いでしょう。親族は新郎新婦より落ち着いた服装
結婚式の際にも言えることですが、結納の主役は新郎新婦の2人。 そのため新郎新婦よりも目立つ服装やカラーはNGです。 結納に新郎新婦の兄弟や姉妹が参加する場合は、新郎新婦よりも控えめな服装にするのがマナーですよ。スーツ・黒留袖以外の黒はNG
ブラックフォーマルは葬儀の時に着用する服装ですよね。 そのため黒のワンピースやセットアップはお祝い事である結納の際には避けましょう。 両家の母親が和装を着る場合は黒留袖を着用しますが、黒留袖やスーツについては黒でもOKです。3.まとめ
結納は結婚が決まると行われる正式な儀式。 服装についてもマナーがあります。 結納を行わないカップルも多い中、結納を行う場合は当然普段着ではNG。 また両家で『格』を合わせ、差をつくらないことも重要なポイントです。 服装で関係性を悪くしないためにも、あらかじめお互いの両親と服装についても打ち合わせをしておくと安心ですよ。 マナーを確認して両家にとって思い出に残る結納の儀式にしましょう。Keywordキーワードで記事を絞って検索!