《結婚準備で慌てない》婚姻届の提出場所が日本全国どこでも大丈夫って本当?
婚姻届の提出をする前に提出場所を確認しておきたいですよね。
思い出の旅行先にある役所で出したい、と考えている方もいるのではないでしょうか?
でもそれって大丈夫なの?と疑問に思う方もいらっしゃいますよね。
そこで今回は「婚姻届を提出する場所」についてご紹介。
ぜひ記事を参考に、提出する役所を検討してみてくださいね。
1.婚姻届を提出する前に確認しておきたいこと
まずは婚姻届を提出する前に、
・必要書類が揃っているか
・記入漏れはないか
・未記入はないか
・20歳以上の証人ふたりの署名があるか
について再度確認しておきましょう。
必要書類は、この後詳しく説明しますが
・本人確認書類
・戸籍謄本
・ふたりの印鑑(シャチハタはNG)
となっています。
当日忘れ物があると提出をしても手続きができなくなってしまうため、わすれないように気をつけましょう。
2.婚姻届の提出場所はどこでも大丈夫って本当?
婚姻届の準備ができて、必要書類も用意した。
あとは提出して手続きをするだけ…
では、婚姻届を提出する場所に指定はあるのでしょうか?
一時的な滞在であれば旅行中に提出も可能◎
婚姻届の提出場所には、
・夫の本籍地
・夫の住所地(所在地)
・妻の本籍地
・妻の住所地(所在地)
のいずれかとなっています。
え、じゃあ旅行先の役所には提出できないの?と感じる方も安心してください。
住所地には、一時的な滞在場所も含まれているため旅行先の役所で婚姻届を提出するのはOK
日本全国どこの役所でも提出することができるということになります。
そのため「国内のリゾート地で結婚式を挙げて、そのまままその近くの役所に提出する」というカップルもいるんですよ。
ただし本籍地や家の近く以外の提出場所はデメリットも…
しかし婚姻届の提出場所を自宅から遠方の場所に決めてしまうと、デメリットもあります。
例えば
・婚姻届に不備があった場合に対応が難しい
・戸籍謄本を用意していない場合
などが多くあげられます。
婚姻届に不備がないと思っていても、役所で訂正箇所を指摘される場合も。
そんな時に手元にあるものでどうにかなればいいのですが、手元に必要なものがない場合もありますよね。
訂正箇所がみつかると遠方の提出場所はとても不便です。
もう一度遠方の役所へ出向かなければいけない、ということもあるため希望している日に入籍ができなくなってしまうということも…
そうなってしまわないために、もし遠方の場所で婚姻届を提出しようと考えている場合には事前に自宅近くの役所で不備がないかの確認をしてもらうと◎
その時点で不備があれば修正もしやすく、遠方の役所で困ることもないため事前に確認することをおすすめします。
・戸籍謄本は本籍地以外の役所に提出する場合のみ必要!
戸籍謄本(こせきとうほん)は、遠方にある役所に提出する場合には必要になる可能性が高い書類のひとつです。
戸籍謄本とは、戸籍に関わる全ての情報が記載された書類となります。
そのため戸籍抄本のように、本人のみの戸籍情報が記載されているものは使用できませんので間違えないようにしましょう。
自宅とは遠い場所に婚姻届を提出する場合、多くの方が本籍地とは異なる場所の可能性があります。
そのため、ふたりとも戸籍謄本が必要になる可能性も…
本籍地が現住所から遠方の場合は、郵送で取り寄せをしなければいけないため発行してから手元に届くまで時間がかかります。
およそ1週間ほどで戸籍謄本が手元に届くため、必ず早めに取り寄せるようにしましょう。
本籍地が現住所近くの場合には、必ず本人が役所の窓口で申請をする必要があります。
しかし仕事の都合などでどうしても難しい場合には、委任状を渡して代理人が発行することもできるので安心してください。
また自分の本籍地が現在住所なのか、実家なのかわからない…という方は一度役所で相談してみてくださいね。
3まとめ
いかがでしたか?
婚姻届を提出するのに、必ず住んでいる近くの役所に出さなければいけないという決まりはありません。
しかし思い出の場所に婚姻届を提出する場合やお互いが本籍地と異なる役所に提出する場合には、「戸籍謄本」が必要になります。
必ず戸籍謄本を発行し、訂正箇所がないかを確認してから役所に提出するようにしましょう。
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