婚姻届けを提出するときに必要な戸籍謄本ってどんな書類?
婚姻届を提出するときに必要な「戸籍謄本」
戸籍謄本は、私達の生活であまり使用することがありません。
「なにが書かれているの?」
「戸籍抄本じゃダメかな?」
いろいろ分からないことが多いはず。
そこで今回は、戸籍謄本について徹底的に解説しちゃいます★
1.戸籍謄本ってどんな書類?
戸籍謄本は、戸籍の全員の身分事項が記載されている書類です。
私達が入手できるのは戸籍のコピー。
つまり、戸籍謄本とは、戸籍の原本に記載されている内容の全てをコピーした用紙というわけです。
戸籍謄本に記載されていること
本籍
本籍とは、戸籍の住所のようなもの。
ご自身が暮らす住所とは異なる点に注意が必要です。
本籍地は日本であれば任意で決めることができます。
テーマパークや世界遺産などもOK!
パッと思い出せるところにする方が多いようです。
氏名
戸籍筆頭者の氏名が記載されています。
婚姻届が受理され、しばらくすると新たな戸籍が完成!
婚姻届けを記入するときに、どちらの苗字を名乗る選択をしたかによって、夫婦のどちらが筆頭者になるのかが決まります。
戸籍事項
戸籍事項には、戸籍の編製・転籍・消除・改製とその理由が記載されています。
戸籍に記録されている者
ご自身の氏名や生年月日、両親などの情報のまとめ。
身分事項 出生・婚姻
出生日と出生地、届け出日と届出人を記載。
婚姻すると新たな枠に配偶者などの基本情報も加えられます。
戸籍妙本との違い
戸籍謄本が戸籍に入っている全員分の戸籍事項をコピーしたものなのに対し、
戸籍妙本は該当する人物の戸籍事項のみをコピーしたものです。
戸籍謄本 | 戸籍に入っている全員分の戸籍事項のコピー |
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戸籍妙本 | 該当する人物の戸籍事項のコピー |
2.戸籍謄本の取得方法
戸籍謄本は4つの方法で取得が可能です。
それぞれの方法を見ていきましょう!
自分で役所に行って発行してもらう
一番確実なのが自分で役所に行く方法です。
婚姻届を役所で貰うついでに戸籍謄本を取得するのがスムーズ★
取得に必要な持ち物
印鑑 | 認め印で可能です。 |
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本人確認書類 | パスポートや運転免許証など。 |
手数料 | 1通に付き450円かかります。 |
代理人にお願いする
どうしても自分で役所に行く時間が確保できないときは代理人を立てて、戸籍謄本を取得してきてもらいましょう!
取得に必要な持ち物
代理人の印鑑 | 認め印で可能です。 |
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本人からの委任状 | 代理人が配偶者・親・子ども・同じ戸籍に記載されている未婚の兄弟の場合は委任状を作成していなくてもOK |
代理人の本人確認書類 | パスポートや運転免許証など。 |
手数料 | 1通に付き450円掛かります。 |
役所に郵送してもらう
本籍地が遠方などの理由で、自分でも取りに行けず、代理人も立てられないなどの場合には郵送による取得がオススメ!
郵送による戸籍謄本の取得は、最長で1週間前後かかります。
婚姻届けを提出する日を2人で決めている場合などは早めに手続きをしてください。
取得のために送付するもの
委任状 | 代理人が請求するときのみ必要 |
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請求書 | 役所ホームページからダウンロードできます。 |
身分証明書のコピー(1枚) | 庭園人前式/茶婚式 |
返信用封筒 | 切手を貼るのを忘れずに! |
手数料 | 1通に付き450円分の定額小為替を用意します。 |
コンビニで発行する
一部地域はコンビニでの発行が可能です。
近所のコンビニが戸籍謄本の発行ができるかを確認しましょう。
コンビニであれば、24時間発行できます。
取得に必要な持ち物
マイナンバーカード | 住民基本台帳カードでもOK |
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手数料 | 地域によって異なる場合があります。 |
3.まとめ
婚姻届の提出時に必要な戸籍謄本についてご紹介しました。
戸籍妙本との違いも分かりましたね!
戸籍謄本の取得には、手数料のほか、用意するものがあります。
取得される際は忘れ物がないかどうかのチェックをお忘れなく!
しっかりと準備をしましょう★
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