神前式にお呼ばれした時の参列者のマナーと服装とは
神前式を予定してる友人にお呼ばれ!
神前式の参加するゲストが知っておくべきマナーってなにがあるの?
神前式に出るのは初めてでどんな服装をすれば良いのか、また、式の時のマナーなども不安がありますよね。
今回はそんな神前式に参加する時のマナーについて詳しくご紹介!
1.神前式とは
100年ほど前から受け継がれ現在の形式になった、とても古くからある伝統的な挙式スタイルです。
もともとは親族のみの参加が主でしたが、近年では親しい友人知人が参列することも多くなってきています。
神様の前で杯を取り交わし結婚の誓いをするというのが神前式。
本来は神社の神殿で行われますが、最近では神前式の設備を用意している式場も多くあるようです。
2.参列者の作法を知っておこう
神前式では参列するゲストも神社の神殿に進むため、参列者が知っておくべき作法があります。
参列者が知っておくべき作法をご紹介します!
①手水(ちょうず/てみず)の儀
神聖な場所に入る前に手と口を水で清める儀式となります。
神社へ入る際に、桶に入れられた水を柄杓で汲んで手と口を清めましょう!
神事を行う前にお祓いを受け、その後に、斎主に合わせて全員で一礼。
これを「斎主一拝(さいしゅいっぱい)」といい、退場の前にも行われます。
②玉串奉奠(たまぐしほうてん)の儀
玉串奉奠は”玉串礼拝”とも呼ばれる儀式です。
参列するゲストの方はこの玉串奉奠に一番気をつけてください。
新郎新婦が玉串を神前に奉納し、二拝二拍手一拝をする際に参列しているゲストも起立し同じく二拝二拍手一拝を行います。
この際媒酌人がいる場合、参列者は花婿花嫁と同じタイミングではなく媒酌人と同じタイミングで二拝二拍一拝を行ってください。
この時に先走って花婿花嫁の時に立ち上がらないないよう気をつけましょう。
③親族杯の儀
親族杯の儀では巫女が列席者の杯に御神酒を注いで回ります。
この時注意するのが、全員に御神酒が注がれた後に飲み干すようにするということ。
一同起立し三三九度のように3口で御神酒をいただく親族固めの儀式となりますが、この時御神酒をいただく姿に注意します。
飲み干す際は杯を口元に持っていくようにしましょう。
口を杯に近づけると顎が突き出てしまい姿勢も悪くなってしまうので気をつけて!
3.お呼ばれゲストの服装のマナー
神前式の服装は、和装・洋装どちらでも大丈夫です。
親族の場合は和装での参列が多く、合わせたほうが雰囲気もぴったりなのでオススメ♫
和装で出席する場合には未婚の女性なら「振袖」や「訪問着」、既婚者なら「色留袖」や「訪問着」が良いでしょう。
帯や帯結などの小物類も結婚式に合った華やかなものを選ぶと良いですよ♪
洋装の場合は、教会の結婚式と同じ様に、花嫁とかぶる白のドレスや、カジュアルすぎるもの・派手すぎるものはNG。
女性ゲストの場合、ある程度華やかにおしゃれをするのはOK!
ですがあまりにも派手なデザインや過度な露出が多いものは避けましょう。
神前式では靴を脱いで控え室や神殿に入ることが多いので、ストッキングは必須となります。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか?
最近では教会での結婚式も多く、神前式に参列するのは初めてという方も多いかと思います。
わからない事が多く不安に思っている方も、今回ご紹介した内容を読んで事前に把握しておき2人の門出を快くお祝いしましょう♫
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