白無垢や小物に込められた意味を知って素敵な衣装探しを♡
和装といえば白無垢!
真っ白な着物に身を包んだ姿は清らかで神聖な雰囲気に。
しかし、結婚式に白無垢を着るのはなぜでしょうか。
実は白無垢には花嫁様にピッタリの意味があるんです!
小物の意味も含めてご紹介します♬
目次
1.結婚式に白無垢を着る意味は?
白は神聖な色、純潔の象徴の色とされています。
白無垢は、平安時代に婚礼衣装として用いられていました。
室町時代に入ると、婚礼の法式が生まれ衣装も定められ、白無垢は格式の高い婚礼衣装として用いられていたそう。
白無垢の意味
白色は何にも染まっていない色。
白無垢を着るということは「嫁いだ先の色に染まります」という意味が込められています。
白という色には様々な意味が込められているんですね!
▼白無垢の柄の意味を知りたい!▼
2.白無垢の衣装以外の小物にも意味がある!
白無垢を着るときには綿帽子や角隠しなど小物も身につけます。
ところで、小物にもちゃんと意味があるのことをご存知ですか?
意味を知ると身が引き締まります。
一般的な白無垢の小物9種の意味をご覧ください。
綿帽子
綿帽子は大きく額まで覆う布のこと。
白無垢の時にだけ用いられるものです。
挙式が済むまで新郎以外に顔を見せないという意味があります。
ウエディングドレスのベールと同じですね!
初々しく、奥ゆかしい女性を演出するにはピッタリ★
角隠し
角隠しは髪を結った上に被る帯状の白い布。
白無垢だけでなく色打掛や引振袖でも用いられます。
怒りの象徴とされている角。
角を隠すことによって、その家に従順になるという意味があるほか、
女性は嫉妬すると鬼になると言われていたことから、鬼にならないよう、おまじないの意味も込められています。
簪(かんざし)・笄(こうがい)
簪は結った髪を留めるもの、笄はマゲを束ねるものです。
今は髪にさして飾りとしての使い方が多いかもしれませんね。
先端が尖っているため、髪にさすことによって魔除けという意味も込められています。
帯締め
帯の上から結んでおさえるものですが、婚礼用衣装では「丸ぐけ」という中に綿が入ったものを使用します。
丸ぐけには「永遠に続く幸せ」という意味が込められています。
帯揚げ
帯まくらについている紐も隠しながら、着物を飾るアイテム。
「子宝に恵まれますように」という意味があります。
抱え帯
元々は着物の裾をたくしあげて、押さえるために用いられた帯のことを抱え帯といいます。
現在は装飾品として使われることが一般的。
たくし上げることによって、軽快な動きを可能にしたことから「自由」を意味しているとも言われているんですよ♪
懐剣(かいけん)
懐剣袋に短刀が入っていて、帯に差します。
「女性でも自分の身は自分で守る」というの意味があり、 また刀には神が宿るとも考えられていたことから、魔除けの意味も。
末広(すえひろ)
末広とは扇子のことです。
末の方に行くに従って広がって栄えていくという意味で縁起がいいとされています。
ちなみに扇子を開いて持つのはマナー違反!
写真を撮る際も、閉じたまま持つようにしましょう!
筥迫(はこせこ)
江戸時代の女性が化粧ポーチとして使っていたものが由来だそう。
「いつまでも美しく身だしなみと整え、夫以外の男性に染まりません!」という意味があり、一途な女性の想いが込められている小物です。
3.まとめ
今回は、白無垢や小物の意味についてお話しました!
それぞれにちゃんと意味が込められていることが分かりましたね♪
意味を知った上で白無垢を身につけると、結婚への覚悟もより強くなる気がします。
女性の強い覚悟が込められている白無垢や小物。
その覚悟を持って大切なパートナーと結婚式を迎えましょう!
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